首肩コリ 咽・気管・肺・心臓などの状態と関連しています
首や肩が凝らない方のほうが少ないですね。首や肩まわりの筋肉(スジ)が硬くなることでコリや痛みを感じます。もんだりマッサージしたりして筋肉をゆるめても、数日後やひどいときには数時間後にまたコリがよみがえってきます。首筋からのひっぱりで頭痛を感じることもあって、鎮痛剤が手放せないことにもなります。
どうして首や肩がこんなに凝るの?
首は重たい頭をいつも支えていますし、パソコンで姿勢はわるくなるし、お仕事で腕や肩に力が入ることで日常的な負担も大きいです。筋肉の働きとは、荷物を持ち上げるとき に力こぶができる、いわゆる「収縮」もですが、同じ姿勢を続けて「支える」こともしており、頭を支えて同じ姿勢をしていると肩や首の筋肉が長い時間負担を強いられます。コリをほぐすストレッチや筋力トレーニングもこの意味で効果的です。でもこれだけでは充分とは言えない理由があります。
コリをひどくさせる原因は?
あなたのコリはいつも同じ調子ですか? とても辛いときもあれば、それほどは気にならないときもあるはずです。それは姿勢などの他にコリに影響することがあるからです。
コリや痛みやシビレなどの辛さは、神経のつながりで内臓と深く関係しています。例えば、胃がキリキリすると背中が痛くなります。女性は生理が始まると腰が痛くなります。そしてクビのコリにはノドのイガイガや扁桃腺炎、目の疲れ、鼻水・鼻づまり、めまい・耳鳴り、虫歯や歯肉炎、顎関節症、甲状腺の病気などの症状が隠されていることが多いのです。肩のコリや五十肩などの痛みには、セキ・痰(たん)・喘息・たばこの吸い過ぎなどの気管や肺の状態、心臓の状態とも密接に関係しています。

内臓からのコリをケアする
首や肩の筋肉を鍼灸でほぐすことはもちろんのこと、辛さの下に隠された器官や内臓の機能低下をケアすることが大事です。ノド・目・鼻・耳・口腔内・甲状腺・気管・肺・心臓などのツボをローラー針や温かい温灸で刺激し、働きを活発にします。コリと内臓との関連に着目して双方の治療をおこなうことで、首肩まわりの筋肉も緩みやすくなり、鍼灸治療の効果も持続します。 |

摩耶はり灸院
神戸市中央区下山手通
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078-939-6332

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肌の上をコロコロ転がして刺激する医療用の「ローラー針」は接触針の一種で、赤ちゃんや小児の治療に用いられているものです。
当院ではこのローラー針を赤ちゃんの治療だけでなく子供から大人まで全ての患者さんに使用します。
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