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足の冷え お腹の症状をケアすることで改善します

足の冷え

「足が冷えてお腹がいたくなった」ということがありますが、生態学的には実は逆なのです。つまりお腹の調子が良くないと足が冷えて感じる、というのが正解です。ですから、生理痛がひどい方、頑固な便秘に苦しんでいる方、慢性的な下痢で便がゆるい方、トイレが近くて膀胱炎になりやすい方などは、どうしても足の冷えでつらい思いをされるのです。

お腹の刺すような痛みやシクシクした痛み、重だるい感じや違和感が必要以上に足に冷感を感じさせてしまいます。お腹のイヤな感覚は、神経のつながりで反射的に膝や足首や足の指の皮膚や筋肉につながる交感神経を緊張させるからなのです。交感神経が緊張すると足の皮下にある毛細血管の血流が悪くなり「冷え」を感じるようになります。足の冷えがひどくなると「無感覚(触ってもよく分からない)」や「しびれ」や「痛み」になることもあります。お腹と足は神経的にそれだけ密接な関係があり、デルマトームと呼ばれています。

足が冷えてお腹が痛くなっている

足そのもののマッサージや血流改善も効果的ですが、やはり根本原因であるお腹の症状ひとつひとつのケアが大切です。お腹の痛みがあるうちは、冷えはなかなか改善されないのです。生理痛や便秘、下痢、頻尿などの症状を診ていくことです。子宮・卵巣・膀胱・尿道・小腸・大腸の反応点(ツボ)を確認して働きがわるくなっていないかチェックをします。機能を回復させるお灸やはりが効果的です。当院では熱くない温灸による治療をおこなっています。

足先が異様に冷える 自律神経の過緊張が原因です

自律神経失調症のひとつとして足先が異様に冷えることがあります。自律神経は血管と開いたり狭めたりする調節もおこなっているので、その調節機能が自律神経の過緊張によって乱れると、足先などの末端の毛細血管は狭くなって血流が滞ります。よって必要以上に足先に冷えを感じるようになります。この場合の足先の冷えは、たとえお風呂上りでもすぐに冷えてしまう、暑い夏場でも足先だけ冷えを感じるなど、あきらかに普通とは違う病的な冷えです。原因は自律神経の緊張状態が続き過ぎたことからの、末梢(足)表面の血流循環不全にともなう冷えとなります。ひどくなるとシモヤケができることもあります。

動悸がしている

自律神経失調症の冷えの場合には、その他の症状も併発していることが多いので目安になります。めまいや動悸、異常な発汗、高血圧、不眠など、他の自律神経症状がいくつか伴います。

この場合の足の冷えは、自律神経を整えることで解消していきます。鍼灸治療は自律神経を整えるのにとても有効です。それとともに、軽い有酸素運動を行うことや、ストレスと上手に向き合って解消していくなど、日常生活でもいくつかの工夫が必要です。

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Posted by mayaharikyu